2026年の全英オープンゴルフは、7月16日(木)から19日(日)まで、イングランドのロイヤルバークデールで開催された。第154回大会のテレビ中継はCS放送のゴルフネットワークが全4日間を担当し、インターネットではU-NEXTが大会全ラウンドをライブ配信。地上波・BSでのテレビ中継は予定されていなかった。
視聴方法を選ぶうえで注目されたのが、U-NEXTの「月額プラン」と「ワールドゴルフパック」の違いだ。大会全体を追う国際映像と、日本人選手のプレーを集中的に追う「日本勢徹底マークLIVE」では、必要な契約が異なる。なお、2026年11月6日現在、大会はすでに終了し、U-NEXTの公式見逃し配信期間も終了している。ここでは大会当時の放送日程、料金、無料視聴の条件、最終結果を整理する。
【まず結論】全英オープン2026の放送はどこで見られた?地上波・BS・CSを整理
2026年の全英オープンを日本国内で視聴する主な方法は、CS放送のゴルフネットワークと、動画配信サービスのU-NEXTの2つだった。
ゴルフネットワークは予選ラウンドから最終日まで全ラウンドを生中継。U-NEXTは大会全体を追う国際映像に加え、日本人選手を中心に追跡する独自チャンネルを提供した。
一方、地上波テレビとBS放送には大会の全国向け中継枠が設けられていなかった。無料のテレビ放送だけで全英オープンを最初から最後まで楽しむことは難しい放送体制だった。
視聴方法ごとの違い- 地上波:大会のテレビ中継予定なし。
- BS:大会のテレビ中継予定なし。
- CS:ゴルフネットワークが全4日間を生中継。
- インターネット:U-NEXTが国際映像と日本勢徹底マークLIVEを配信。
ゴルフネットワークはスカパー!のほか、J:COM、ひかりTV、auひかり、各地域のケーブルテレビなどを通じて視聴できる。すでにゴルフネットワークを契約している家庭なら、新たな動画配信サービスに加入せず大会を追えた。
ここで注意したいのが「U-NEXT独占ライブ配信」という表現だ。これはインターネット配信に関する独占を指し、テレビ放送を含めてU-NEXTだけが中継したという意味ではない。実際にはゴルフネットワークもCS放送で同時期に生中継を実施していた。
【全英オープン2026年最新放送日程】7月16日~19日の全4ラウンド
第154回全英オープンは、2026年7月16日から19日までの4日間にわたって行われた。イングランド開催のため、日本との時差を考慮した視聴が必要だった。
U-NEXTの公式配信案内に掲載された国際映像のライブ配信時間は、すべて日本時間で以下のとおり。
- 7月16日(木)・第1ラウンド:14時30分~翌17日4時30分
- 7月17日(金)・第2ラウンド:14時30分~翌18日4時30分
- 7月18日(土)・第3ラウンド:18時00分~翌19日4時00分
- 7月19日(日)・最終ラウンド:17時00分~翌20日3時00分
ゴルフネットワークも全4日間の生中継を実施。主な放送時間はU-NEXTの国際映像と同じく、第1・第2ラウンドが14時30分、第3ラウンドが18時、最終ラウンドが17時からだった。
見逃し配信はいつまで視聴できた?U-NEXTではライブ配信終了後、準備が整い次第、各日の見逃し配信を提供した。公式案内に記載された配信期限は2026年7月30日(木)23時59分まで。
そのため、仕事や睡眠の都合で深夜から早朝にかけての生中継を見られなかった人も、期間内であれば後から試合を確認できた。
ただし、現在はこの大会の公式見逃し配信期間も終了している。2026年11月時点で当時のライブ映像を同じ条件で視聴できるわけではない。大会結果や公式ハイライトなど、現在公開されているコンテンツを確認する必要がある。
【U-NEXT月額プランとワールドゴルフパック】料金・配信内容を徹底比較
全英オープン2026の視聴方法で、特に混同されやすかったのがU-NEXTの2つの契約プランだ。
通常の国際映像を見るだけなら月額プランで対応できた。一方、日本勢のショットやラウンドを重点的に追いたい場合は、ワールドゴルフパックが必要だった。
| 視聴方法 | 主な配信内容 | 料金(税込) | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|
| U-NEXT月額プラン | 国際映像・特定グループチャンネル | 月額2,189円 | 初回31日間無料トライアルの対象。日本勢徹底マークLIVEは対象外。 |
| ワールドゴルフパック | 国際映像・日本勢徹底マークLIVE | 月額2,600円 | 日本人選手を重点的に追う専用映像を視聴できる。単独契約も可能。 |
| 月額プラン+ワールドゴルフパック | 通常映像と日本勢専用映像の両方 | 実質月額3,589円相当 | 月額プランの1,200ポイントをパック料金に充当した場合。Web契約時の料金を基準とする。 |
| ゴルフネットワーク | 全4日間のテレビ生中継 | 契約する放送サービスによる | U-NEXTとは別契約。スカパー!やケーブルテレビなどで視聴する。 |
月額プランの料金は2,189円(税込)。映画やドラマなどの見放題作品に加え、対象となるゴルフ大会の国際映像も視聴できるサービスだ。
全英オープン2026では、通常版の国際映像と特定グループチャンネルが月額プランの対象だった。ワールドゴルフパックを追加購入しなくても、試合全体の展開を追うことができた。
海外男子メジャーのうち、マスターズを除く全米プロ、全米オープン、全英オープンは、2026年のU-NEXT公式案内で月額プランとワールドゴルフパックの双方の対象として整理されている。
ワールドゴルフパックで見られたものワールドゴルフパックは、海外の主要ゴルフツアーを中心に楽しめるゴルフ特化型サービス。料金は月額2,600円(税込)で、月額プランに加入していなくても単独で契約できる。
全英オープン2026で大きな違いとなったのが、「日本勢徹底マークLIVE」の存在だ。
通常の国際映像が大会全体の流れや上位争いを中心に伝えるのに対し、日本勢徹底マークLIVEは注目する日本人選手のプレーを複数のカメラで追う仕組み。松山英樹をはじめ、日本勢の動きを重点的に確認したいファンに向けた配信だった。
また、ワールドゴルフパックではPGAツアー、LPGAツアー、DPワールドツアー、海外男子メジャー3大会、海外女子メジャー5大会などを配信対象としている。映画やドラマの見放題サービスとは異なる、ゴルフに特化した商品である点も押さえておきたい。
両方を契約すると料金はどうなる?U-NEXT月額プラン会員には毎月1,200ポイントが付与される。これをワールドゴルフパックの購入に充当すれば、2,600円のパック料金のうち1,200円分をポイントで支払える。
その場合、パック部分の追加負担は1,400円相当。月額プラン2,189円と合わせると、実質的な月額負担は3,589円相当になる。
ただし、月額プランとワールドゴルフパックは別サービスであり、月額プランに加入しただけで日本勢徹底マークLIVEまで見られるわけではない。アプリ経由で購入する場合は料金が異なることもあるため、申込画面の金額確認が欠かせない。
【全英オープン無料視聴方法】31日間無料トライアルで見られた範囲
「全英オープンを無料で見たい」という検索に対する答えは、U-NEXTの初回31日間無料トライアルが有力な選択肢だった、というものだ。
U-NEXTでは初めて月額プランを利用する人を対象に、31日間の無料トライアルを提供している。2026年大会の配信案内でも、月額プラン会員に加えて無料トライアル期間中の利用者も通常版の国際映像を視聴できると案内されていた。
無料トライアルの対象と条件- 初めてU-NEXTの月額サービスを利用する人が対象。
- 月額プランは31日間、利用料金が無料。
- 通常版の国際映像は無料トライアル期間中も視聴可能。
- 31日間の終了後は自動継続となり、月額料金が発生する。
- 過去に無料トライアルを利用した人は、原則として再度の特典対象にならない。
注意したいのは、無料トライアルで視聴できるのは月額プランの対象コンテンツだという点だ。
日本勢徹底マークLIVEはワールドゴルフパック限定だったため、無料トライアルだけでは視聴できなかった。松山英樹など特定の選手を重点的に追いたい場合は、別途パックの契約が必要だった。
現在も無料で全ラウンドを見られる?2026年11月現在、7月大会のライブ配信と公式見逃し配信は終了している。したがって、当時の31日間無料トライアルを利用して大会全4日間を視聴する方法は、現在は利用できない。
また、地上波・BSで無料中継が行われたわけでもない。無料視聴を考える場合は、公式のハイライト映像や大会結果など、現在公開されている範囲のコンテンツを探すことになる。
無料トライアルは便利だが、対象チャンネルの違いと自動更新の条件を把握してから申し込むことが大切だ。
【松山英樹ら日本勢の結果速報】決勝ラウンドに進んだ4人の最終順位
2026年の全英オープンには、日本から8人が出場した。第2ラウンド終了時点で予選を通過したのは松山英樹、久常涼、片岡尚之、比嘉一貴の4人。日本勢の半数が週末の決勝ラウンドに進出した。
大会公式リーダーボードによると、松山英樹は最終的に通算4アンダーの14位タイ。日本勢トップの成績を残した。
日本人選手8人の大会最終結果- 松山英樹:14位タイ、通算4アンダー、276ストローク(72・67・67・70)。
- 久常涼:53位タイ、通算1オーバー、281ストローク。
- 片岡尚之:59位タイ、通算2オーバー、282ストローク。
- 比嘉一貴:74位タイ、通算7オーバー、287ストローク。
- 中島啓太:予選落ち、通算3オーバー。
- 永野竜太郎:予選落ち、通算3オーバー。
- 金子駆大:予選落ち、通算9オーバー。
- 米澤蓮:予選落ち、通算15オーバー。
大会序盤の松山は、初日終了時点で85位と苦しいスタートだった。しかし、第2ラウンドでは67をマークし、通算1アンダーの38位に浮上。5年連続の予選通過を果たした。
さらに第3ラウンドでは7バーディーを奪う67を記録。通算4アンダーで11位まで順位を上げ、最終日の上位争いに加わった。
最終日は70で回り、通算4アンダーの276。順位は14位タイとなったものの、初日の出遅れを取り戻し、メジャーの舞台で安定した巻き返しを見せた。
久常涼は53位タイ、片岡尚之は59位タイ、比嘉一貴は74位タイでフィニッシュ。特に片岡は大会初出場で予選を通過し、比嘉も全英オープンで初めて決勝ラウンドに進出した。
優勝はニュージーランドのライアン・フォックス大会を制したのは、ニュージーランドのライアン・フォックス。最終日を68で回り、通算10アンダー、270ストロークでメジャー初優勝を飾った。
2位は通算9アンダーのキャメロン・ヤング、3位は通算8アンダーのサム・バーンズ。前回王者のスコッティ・シェフラーはトミー・フリートウッドと並ぶ4位タイだった。
フォックスは最終日、13番まで1オーバーと苦しみながら、そこから4ホール中3つのバーディーを奪取。最終18番では約12フィートのバーディーパットを沈め、1打差で優勝を決めた。
大会公式記録では、第2ラウンドにルーカス・ハーバートとサム・バーンズが62を記録し、第3ラウンドではフォックス自身も62をマーク。メジャーの歴史に残る好スコアが相次いだ大会でもあった。
【第154回全英オープンの見どころ】ロイヤルバークデールと放送の進化
全英オープンは、1860年にスコットランドのプレストウィックで第1回大会が開催された歴史ある選手権だ。正式名称は「The Open Championship」。2026年は第154回大会にあたり、男子ゴルフのメジャー4大会の中でも特に長い歴史を持つ。
ロイヤルバークデールは自然との戦いが鍵2026年の開催地となったロイヤルバークデール・ゴルフクラブは、イングランド北西部サウスポートに位置する名門リンクスコース。1889年に設立され、1922年に現在のレイアウトへと大きく再設計された。
砂丘に沿って展開するフェアウェイ、深いバンカー、海から吹き込む風が特徴。人工的に整えられたコースとは異なり、自然の地形や気象条件が試合展開に強く影響する。
特にリンクスでは、風向きによって同じホールでも必要なクラブやショットの選択が変わる。飛距離だけでは攻略できず、低い弾道を打ち分ける技術、風を読む判断力、ミスを最小限に抑えるマネジメントが求められる。
ロイヤルバークデールでの全英オープン開催は2026年が11回目。2017年のジョーダン・スピースの優勝から9年を経て再び舞台となった。
日本人選手を追う専用映像が生んだ新しい観戦方法2026年の放送体制で特徴的だったのは、国際映像と日本勢徹底マークLIVEを分けたU-NEXTの配信設計だ。
従来型の国際映像は、優勝争いや主要グループなど大会全体の動きを伝える。一方、日本勢専用の映像は、応援する選手のショットやプレーを重点的に追える。
この違いは、海外メジャーを観戦する日本人ファンにとって大きい。松山英樹が上位争いに加わった場合でも、国際映像では必ずしもすべてのショットが放送されるとは限らない。専用カメラのあるチャンネルなら、注目選手のプレーをより継続的に追跡できる。
【プロの結論】自分の観戦目的に合わせて選ぶのが正解2026年大会の放送体制を振り返ると、最も合理的な選び方は、どの映像を見たいのかを最初に決めることだった。
- 大会全体の優勝争いを見たい人:U-NEXT月額プランの国際映像が適していた。
- 松山英樹や日本勢を重点的に応援したい人:ワールドゴルフパックが適していた。
- テレビの大画面で観戦したい人:ゴルフネットワークを利用する方法があった。
- ゴルフ以外の映画やドラマも楽しみたい人:月額プランの総合的なサービス内容も判断材料になる。
- 全英オープンだけを見たい人:複数サービスを重複契約する前に、必要な映像と料金を比較するべきだった。
特に注意したいのは、月額プランとワールドゴルフパックの役割を混同しないこと。国際映像が目的なら月額プランで足り、日本勢の専用映像まで求めるならパックが必要だった。
大会の放映権や配信プランは年度ごとに変わる可能性がある。次回大会を視聴する際も、前年の契約内容をそのまま当てはめず、ゴルフネットワークとU-NEXTの公式案内を確認することが失敗を防ぐポイントになる。
【全英オープン放送に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:全英オープン2026は地上波やBSで無料放送された?
A1:地上波・BSでのテレビ中継は予定されていなかった。テレビで見る場合はCS放送のゴルフネットワーク、ネットで見る場合はU-NEXTが主な選択肢だった。
Q2:全英オープン2026はU-NEXTの無料トライアルで視聴できた?
A2:初めて月額プランを利用する人は、31日間無料トライアルの対象であれば通常版の国際映像を視聴できた。ただし、日本勢徹底マークLIVEはワールドゴルフパック限定だった。なお、2026年11月現在は大会が終了し、公式見逃し配信期間も終了している。
Q3:U-NEXTの月額プランだけで松山英樹の専用映像も見られた?
A3:日本勢徹底マークLIVEはワールドゴルフパックの対象だった。月額プランだけで見られたのは通常版の国際映像と特定グループチャンネル。日本勢のプレーを重点的に追うにはワールドゴルフパックが必要だった。
第154回全英オープンゴルフ選手権は、2026年7月16日から19日までロイヤルバークデールで開催された。放送はCSのゴルフネットワークが全4日間を生中継し、U-NEXTがインターネットで大会全体の国際映像と日本勢徹底マークLIVEを配信した。
U-NEXTでは月額プラン2,189円とワールドゴルフパック2,600円で視聴範囲が異なり、無料トライアルの対象となるのは月額プランだった。日本人選手の専用映像を希望する場合には、別途ワールドゴルフパックが必要だった。
大会結果ではライアン・フォックスが通算10アンダーでメジャー初制覇。松山英樹は14位タイで日本勢最上位となり、久常涼、片岡尚之、比嘉一貴も決勝ラウンドに進出した。
全英オープンの視聴で失敗しないためには、地上波・BS・CS・ネット配信の違いだけでなく、国際映像と日本勢専用映像の違いまで理解しておくことが大切だ。次回大会も、公式の放送日程と配信プランを早めに確認し、自分の観戦スタイルに合った方法を選びたい。