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【年齢で追う】15歳のプロデビューから28歳までの格闘家人生

芹沢 陽斗 芹沢 陽斗 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

那須川天心さんのキャリアを理解するうえで欠かせないのが、年齢と競技実績の関係です。2014年に15歳でプロデビューしてから、2026年の28歳まで、競技の舞台を変えながら実績を積み重ねてきました。

那須川天心の年齢別キャリア年表
  • 1998年8月18日(0歳):千葉県松戸市に生まれる。
  • 2014年(15歳):7月12日、RISEの大会でプロデビュー。第1試合でKO勝利を収める。
  • 2015年(16歳):5月31日、RISEバンタム級王座を獲得。史上最年少王者となる。
  • 2016年(18歳):12月にRIZIN初参戦。MMAにも挑戦する。
  • 2018年(20歳):キックボクシングを中心に国内外で知名度を高める。
  • 2019年(21歳):RISE WORLD SERIES -58kg級王者となる。
  • 2022年(23歳):6月19日、THE MATCH 2022で武尊選手に判定勝ち。キックボクシングからボクシングへの転向を進める。
  • 2023年(24歳):4月8日、プロボクシングデビュー戦で与那覇勇気選手に判定勝ち。
  • 2024年(26歳):10月14日、ジェルウィン・アシロ選手に勝利し、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得。
  • 2025年(27歳):11月24日、井上拓真選手とのWBC世界バンタム級王座決定戦に挑戦。
  • 2026年(27〜28歳):4月11日にファン・フランシスコ・エストラーダ選手に勝利。9月27日には井上拓真選手とのWBC世界バンタム級タイトルマッチに臨んだ。

2014年のプロデビューと2015年の最年少王者獲得は、RISEの公式ヒストリーにも記録されています。また、2022年の武尊戦と2023年のボクシングデビューは、TEAM TENSHINの公式情報でも紹介されています。

15歳と16歳、どちらが正しい?

インターネット上では、那須川さんのデビュー年齢について15歳と16歳の両方が見つかることがあります。

正確には、プロデビューは15歳、RISEバンタム級王座の獲得は16歳です。

1998年8月18日生まれの那須川さんがプロデビューしたのは2014年7月12日。16歳の誕生日を迎える約1か月前だったため、当時は15歳でした。

一方、2015年5月31日にRISEバンタム級王座を獲得した時点では、すでに16歳になっています。この2つの出来事が混同されることが、年齢に関する情報の食い違いにつながっています。

【キックボクシング時代】10代から格闘技界を席巻した実績

那須川天心年齢

那須川さんが全国的な知名度を獲得した大きな理由は、キックボクシング時代の圧倒的な実績です。

幼少期から空手などの格闘技に取り組み、プロデビュー後はスピードと攻撃力を武器に勝利を重ねました。特に左ストレートを得意技とし、RISEの公式プロフィールでもサウスポーの選手として紹介されています。

RISEで史上最年少王者に

2015年5月31日、16歳の那須川さんはRISEバンタム級タイトルマッチで村越優汰選手に挑戦。2ラウンドKO勝利を収め、RISE史上最年少王者となりました。

その後も国内外の大会でタイトルを獲得し、2018年にはロッタン・ジットムアンノン選手との激闘を制して初代RISE世界フェザー級王者に輝いています。

2019年にはRISE WORLD SERIES -58kg級王者となり、キックボクシング界での評価をさらに高めました。

RIZIN参戦で競技の幅を広げる

那須川さんのキャリアはキックボクシングだけにとどまりません。2016年12月にはRIZINに初参戦し、総合格闘技(MMA)の試合にも挑戦しました。

RISEの公式プロフィールでは、キックボクシング42戦42勝、MMA4戦4勝、MIX1戦1勝という競技別の戦績が掲載されています。合計すると47戦47勝で、キックボクシング以外の競技にも積極的に取り組んできたことが分かります。

ここで注目したいのは、単に試合数が多いということではありません。ルールや競技特性の違う舞台に立ち、異なる相手と対戦する経験を積んできた点です。

武尊とのTHE MATCH 2022が大きな転換点

2022年6月19日に東京ドームで開催されたTHE MATCH 2022は、那須川さんのキャリアを語るうえで外せない試合です。

対戦相手はK-1を代表する選手だった武尊さん。長年実現が期待されていた対戦で、那須川さんは判定5対0で勝利しました。

この試合はキックボクシングでの大きな節目となりました。翌日の会見ではボクシング転向への思いを語り、キックボクシングに戻る可能性についても「ほぼない」と説明しています。

23歳で大きな実績を残した競技から離れ、新たな挑戦を選んだことは、格闘家としてのキャリアにおける重要な決断でした。

【2023年のボクシング転向】24歳で帝拳ボクシングジムから再出発

那須川さんは2023年、プロボクサーとして新たなキャリアをスタートしました。1998年8月18日生まれのため、同年4月8日のプロデビュー時は24歳です。

2023年4月8日、プロボクシングデビュー

デビュー戦の舞台は東京・有明アリーナ。対戦相手は与那覇勇気選手でした。

試合は6ラウンドの判定となり、那須川さんが3対0で勝利。キックボクシングで培ったスピードや距離感を生かし、プロボクサーとしての第一歩を踏み出しました。

TEAM TENSHINの公式ページでも、この日を「Boxing Debut」として掲載し、格闘技人生の第2章の始まりとして紹介しています。

帝拳ボクシングジム所属で技術を磨く

ボクシング転向後の所属先は、東京都に拠点を置く帝拳ボクシングジムです。

キックボクシングとボクシングは、どちらもパンチを使う競技ですが、ルールや試合運びには違いがあります。

ボクシングではパンチだけで勝負するため、足の運び、距離の管理、防御、パンチの組み立てなど、競技に適した技術を身につける必要があります。

キックボクシング時代の実績をそのまま持ち込めるわけではなく、プロボクサーとして技術を再構築することが大切です。那須川さんの挑戦は、知名度だけでなく競技者としての適応力が問われる道でもありました。

ボクシング転向後の主な実績

2024年10月14日にはジェルウィン・アシロ選手に判定勝ちし、WBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得しました。

その後、2025年にはジェイソン・モロニー選手らとの試合を経験し、11月24日には井上拓真選手とのWBC世界バンタム級王座決定戦に挑戦。世界王座獲得には届かなかったものの、世界タイトルを争う舞台に進みました。

帝拳ボクシングジムの公式戦績にも、2023年のデビューから2026年9月の試合までが記録されています。

「人生は、挑戦しかない」

TEAM TENSHIN公式ページに掲載された那須川天心さんの言葉

【2026年最新】28歳の那須川天心は現在どこまで進んでいる?

2026年の那須川さんは、プロボクサーとして世界タイトルを目指す段階にいます。年齢だけでなく、直近の試合結果を確認することで、現在の競技状況も把握できます。

2026年4月、エストラーダ戦で勝利

2026年4月11日、那須川さんは元世界王者のファン・フランシスコ・エストラーダ選手と対戦しました。

この試合はWBC世界バンタム級の挑戦者決定戦で、那須川さんは9ラウンド終了TKO勝ち。世界タイトルへの挑戦権を獲得しました。

24歳でボクシングデビューしてから約3年。キックボクシング時代とは異なる競技で、世界トップクラスの選手と戦うところまで到達したことを示す試合でした。

2026年9月、井上拓真との世界タイトルマッチ

2026年9月27日には、井上拓真選手とのWBC世界バンタム級タイトルマッチに臨みました。

試合は12ラウンドの判定となり、那須川さんは判定0対3で敗れ、世界王座の獲得には至りませんでした。

帝拳ボクシングジムの公式プロフィールでは、2026年9月27日の試合結果まで反映されており、ボクシング通算成績は10戦8勝(3KO)2敗となっています。

したがって、2026年11月現在の那須川さんは、世界タイトル獲得経験のある選手というより、世界王座に挑戦している現役プロボクサーとして捉えるのが正確です。

28歳の誕生日に語った独特の年齢観

2026年8月18日に28歳となった那須川さんは、自身の冠ラジオ番組でも誕生日について語りました。

日刊スポーツの報道によると、番組では年齢を重ねることについて、次のような発言がありました。

「僕は年齢を重ねるたびに子供になっていっているような」

加えて、誕生日を迎えたことに関連して、両親にも感謝の気持ちを伝えたと話しています。

10代から格闘技の世界で結果を求められてきた選手が、28歳になった今も好奇心を大切にしていることが伝わるエピソードです。

【家族・弟との関係】那須川龍心も格闘家として活躍

那須川天心さんの弟は、プロ格闘家の那須川龍心(なすかわ りゅうじん)さんです。

兄と同じく幼少期から格闘技に取り組み、TEAM TEPPENに所属。2022年4月にはRISE ELDORADO 2022でプロデビューしました。

RIZINの公式プロフィールでは、龍心さんの生年月日は2006年5月16日と紹介されています。兄の天心さんとは約7歳8か月の年齢差があります。

那須川天心と那須川龍心のプロフィール比較
  • 那須川天心:1998年8月18日生まれ。2026年11月現在28歳。帝拳ボクシングジム所属のプロボクサー。
  • 那須川龍心:2006年5月16日生まれ。2026年11月現在20歳。TEAM TEPPEN所属のプロ格闘家。

兄弟はそれぞれ異なる舞台で競技に取り組んでいます。天心さんはボクシング、龍心さんはキックボクシングを中心に実績を重ねており、同じ格闘技の道を歩みながらも、それぞれのキャリアを築いています。

RIZINの公式選手紹介でも、龍心さんは那須川天心さんの実弟として紹介されています。

【誤解を整理】那須川天心の年齢・身長・体重についてよくある疑問

プロフィールを調べる際には、情報が掲載された時期や競技の違いに注意する必要があります。特に年齢と体重については、複数の情報が混同されやすいポイントです。

体重55kgは現在も変わらない?

RISEの公式プロフィールには体重55kgと掲載されています。ただし、これはキックボクシング時代のプロフィール情報です。

プロボクシングではバンタム級で戦っており、試合ごとの契約体重や計量時の数値と、普段の体重は同じではありません。したがって、55kgを2026年11月現在の固定体重として扱うのは適切ではありません。

身長165cmは現在も同じ?

身長165cmはRISEの選手プロフィールに掲載された数値です。帝拳の公式プロフィールでは身長の項目が掲載されていませんが、競技団体のプロフィールを参照する際の基本情報として利用できます。

2026年11月現在、世界チャンピオンなの?

2026年9月27日の井上拓真選手とのWBC世界バンタム級タイトルマッチでは判定負けを喫しています。そのため、2026年11月現在、WBC世界バンタム級王者ではありません。

2026年4月のエストラーダ戦で世界挑戦権を獲得したことと、9月の世界タイトルマッチで王座を獲得したかどうかは、分けて理解する必要があります。

【那須川天心の年齢】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:那須川天心は2026年11月現在何歳ですか?
A1:28歳です。1998年8月18日生まれで、2026年8月18日に28歳の誕生日を迎えました。

Q2:那須川天心の生年月日はいつですか?
A2:1998年8月18日です。出身地は千葉県松戸市です。

Q3:那須川天心は何歳でプロデビューしましたか?
A3:15歳です。2014年7月12日にRISEの大会でキックボクシングのプロデビューを果たしました。

Q4:那須川天心は何歳でボクシングに転向しましたか?
A4:24歳です。2023年4月8日にプロボクシングデビューを果たしました。

Q5:那須川天心の身長と体重は?
A5:身長は165cmです。RISEの公式プロフィールには体重55kgと掲載されています。ただし、現在のボクシングの計量体重を意味するものではありません。

Q6:那須川天心の所属ジムはどこですか?
A6:帝拳ボクシングジムです。ボクシング転向後、プロボクサーとして同ジムに所属しています。

Q7:那須川天心の弟も格闘家ですか?
A7:はい。弟は那須川龍心さんです。2006年5月16日生まれで、TEAM TEPPENに所属するプロ格闘家です。

那須川天心さんは、2026年11月現在28歳。1998年8月18日生まれで、千葉県松戸市出身のプロボクサーです。

15歳でキックボクシングのプロデビューを果たし、16歳でRISE史上最年少王者に。その後、RIZIN参戦や武尊選手とのTHE MATCH 2022を経て、24歳でプロボクシングに転向しました。

現在は帝拳ボクシングジムに所属し、2024年にはWBOアジアパシフィック・バンタム級王座を獲得。2026年にはエストラーダ戦で勝利した一方、井上拓真選手との世界タイトルマッチでは惜しくも敗れています。

那須川さんの経歴を理解するうえで大切なのは、年齢だけでなく、その年齢で何を成し遂げてきたかを見ることです。15歳からプロとして戦い続け、28歳で新たな競技の世界タイトルに挑戦する姿は、競技転向後も挑戦を続ける格闘家の歩みを示しています。

これからの注目点は、ボクシングで世界王座を獲得できるかどうか。28歳を迎えた那須川天心さんが、次にどのような試合で自身の実力を証明するのか、引き続き注目されます。

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