まず結論からいえば、現在確認されている登坂広臣のタトゥーは本物だ。本人が自分の体に彫ったタトゥーについて公の場で語っており、単なるステージ演出やファッション用シールだけでは説明できない。
その決定的な証言が飛び出したのは、2023年10月21日。フォトエッセイ『LAST SCENE』の刊行記念取材会だった。
この日、ØMIはタトゥーについて次のように説明している。
30歳くらいで初めてタトゥーをいれたんです。そのきっかけは祖父母の死で、それを体に刻んでいった。
この発言はENCOUNTやReal Soundなどの取材記事で報じられた。さらに本人は、これまで積極的に説明してこなかった理由についても触れている。
なぜ今までタトゥーの意味を説明しなかったのかØMIは、それまでタトゥーについて自分から説明する必要はないと考えていたという。
しかし、ファンから質問される機会が多かったこともあり、『LAST SCENE』を通じて自身の考えを伝えることにした。
ここで注目したいのは、タトゥーを単なるファッションとして紹介したわけではない点だ。
本人の説明からは、身近な人との別れを受け止め、自分の人生の一部として残すという個人的な意味合いが読み取れる。
『LAST SCENE』はタトゥーだけを扱った本ではない- 発売日:2023年10月17日
- 出版社:幻冬舎
- ページ数:256ページ
- 価格:3,300円(税込、発売時)
本人の活動、葛藤、恋愛、メンバーへの思い、タトゥーなどを収録。
同書は、前作『NOBODY KNOWS』から約8年ぶりとなるフォトエッセイだ。
撮影地に選ばれたのは、ØMIにとって思い入れの深いフランス・パリ。本人は19歳で初めてパリを訪れた当時を振り返り、将来への不安を抱えていた場所だからこそ、自分の心境を表現できると語っている。
タトゥーについても、最後の章で取り上げられている。
つまり『LAST SCENE』は、体に刻まれたデザインの解説書というより、ØMIというアーティストがどのような経験を経て現在の自分になったのかを伝える作品だ。
【いつから入れている?登坂広臣のタトゥーの歴史を時系列で整理】
登坂広臣のタトゥーを理解するには、初期のテレビ出演やライブ写真と、30歳頃以降の本人の発言を分けて考える必要がある。
1987年3月12日生まれのØMIは、2017年に30歳を迎えた。本人が語った「30歳くらい」という時期を生年と照らし合わせると、最初のタトゥーは2017年頃から入れ始めたと考えられる。
登坂広臣のタトゥー年表2017年はØMIにとって、アーティストとしても節目の年だった。
三代目 J SOUL BROTHERSの活動を続ける一方、HIROOMI TOSAKA名義でソロプロジェクトを始動。7月には第1弾デジタルシングル「WASTED LOVE」をリリースしている。
この時期は、グループのボーカリストとしての活動に加えて、自身の音楽表現を広げていったタイミングでもある。
タトゥーを入れ始めた時期と重なることは興味深い。ただし、ソロ活動の開始がタトゥーを入れた直接的な理由だったという説明は本人から出ていない。
本人が明かした理由は、あくまで祖父母との別れである。
【首・腕のタトゥーを検証!デザインと意味はどこまで公表されている?】
登坂広臣のタトゥーで特に注目されるのが、首の後ろと両腕だ。
公開写真では、細い文字を中心としたデザインや、首の後ろに配置された図柄などを確認できる。
ただし、すべてのデザインについて本人が意味を説明したわけではない。ここでは、本人の発言と公開写真から分かる情報を整理する。
1.首の後ろのタトゥー首の後ろのタトゥーが大きく注目されたのは、2023年9月のこと。
登坂は三代目 J SOUL BROTHERSのアリーナツアー会場で撮影した写真を自身のInstagramに投稿。その中に、首の後ろのタトゥーがはっきり写った後ろ姿が含まれていた。
この写真を取り上げたピンズバNEWSは、ファンの反応として「月?ロゴ?」といったデザインへの疑問や、新しく入れたのではないかという声を紹介している。
さらに2024年2月には、本人がプロデュースするブランドCDL TOKYOの公式Instagramで入浴中の後ろ姿が公開された。
首の後ろのタトゥーが見える写真は再び話題となり、ファンからは背中の美しさやタトゥーの存在感を評価する反応が集まった。
首のタトゥーの意味は?
ここで気をつけたいのが、首の図柄を月やブランドロゴだと断定しないことだ。
写真から形状を想像することはできても、本人がそのデザインの意味を明確に説明したという報道は確認できない。
祖父母への思いと関連づける見方もあるが、どの図柄が誰に向けたものなのかまでは公表されていない。
2.両腕のタトゥー腕のタトゥーは、首の後ろと並んでファンからの関心が高い部分だ。
2023年のピンズバNEWSは、両二の腕に英文らしき繊細なデザインが入っている近影を紹介した。2025年2月にも黒いTシャツ姿の写真で腕のタトゥーが目立ち、話題になっている。
特に注目したいのは、腕の文字に込められた意味だ。
2022年頃のファンミーティングについて、参加者が公開した詳細なレポートでは、ØMIが右腕と左腕のメッセージについて説明したと記されている。
その内容によれば、右腕には自分自身に向けた言葉、左腕にはファンや他者に向けた言葉を刻んでいるという。
- 右腕:「Love myself」――自分自身を愛するという思い。
- 左腕:「Love yourself」――相手にも自分自身を大切にしてほしいという思い。
この説明は、本人の取材会での発言とは異なり、ファンミーティングの参加者レポートを通じて伝わったものだ。
ここから見えてくるのは、タトゥーが本人だけの記念にとどまらず、周囲の人々に向けたメッセージとしても使われていることだ。
3.タトゥーの文字やデザインに共通する特徴ØMIのタトゥーは、公開写真を見る限り、文字を使った繊細なデザインが印象的だ。
大きな図柄で全身を覆うスタイルとは異なり、腕や首など、それぞれの場所に意味を持たせているように見える。
特に腕のメッセージは、自分自身を大切にすることと、他者を大切にすることが対になっている。
この考え方は、彼がファンとの関係を大切にしてきた活動姿勢とも重なる。
【タトゥーシール説はなぜ広まった?昔の画像と現在の違い】
登坂広臣のタトゥーを調べると、必ずといってよいほど登場するのが「タトゥーシール説」だ。
なぜ本物とシールの両方の説が広まったのだろうか。
初期のテレビ出演や撮影画像が発端2013~2015年頃の映像や写真には、腕や脇腹などにタトゥーのような図柄が写っているものがある。
こうした画像を見たファンの間では、当時から本物なのか、撮影用のシールなのかという議論があった。
2020年頃のファンサイトによる過去映像の比較では、2015年頃の二の腕の図柄や脇腹の十字架などについて、後年の映像で確認できないことを理由に、シールやペイントだったと推測している。
ただし、これはファンサイトによる画像比較であり、すべての図柄がシールだったと本人が認めたわけではない。
シール説と本物を混同しないための3つの判断基準| 判断基準 | 見るべきポイント |
|---|---|
| 本人の発言 | 『LAST SCENE』刊行記念取材会での本人の説明 |
| 複数時期の写真 | 同じ位置・同じ図柄が異なる時期にも確認できるか |
| 撮影状況 | MVやテレビ出演など、演出用のボディペイントが使われる場面か |
重要なのは、過去の写真に写るすべてのタトゥー風デザインと、現在の本人のタトゥーを同じものとして扱わないことだ。
2023年以降の写真はどう違う?2023年9月の首の後ろの写真、2024年2月の入浴ショット、2025年2月の腕の近影など、異なる時期の公開写真でタトゥーが確認されている。
そして、本人自身が30歳頃からタトゥーを入れ始めたと説明している。
したがって、現在のタトゥーまでシールだとする説には根拠がない。
正確に整理すると、初期のタトゥー風画像にはシール・ペイントと推測されるものがある一方、本人が意味を説明した現在のタトゥーは本物である。
【2026年最新!現在のタトゥーとファンの反応】
2026年現在も、登坂広臣のタトゥーは公開写真やライブ関連の話題で注目されている。
特に新しい情報として押さえておきたいのが、2026年6月4日に掲載されたピンズバNEWSの記事だ。
同記事では、ØMIがXに投稿した近影を紹介。白いタンクトップ姿から見える、タトゥーの入ったたくましい上腕が取り上げられた。
記事ではファンの反応として、腕の筋肉やタトゥーを称賛する声が紹介されている。
2026年の活動とタトゥーの現在2026年は三代目 J SOUL BROTHERSにとって15周年イヤーでもある。
LDHの公式発表によると、グループは2026年6月から8月にかけて9度目となるドームツアー「JSB LAND ~FOREVER~」を開催。福岡、東京、大阪、愛知で公演が予定されていた。
こうしたグループ活動の中でも、ØMIはソロアーティストとしての表現を続けている。
タトゥーもまた、本人のアーティストとしての個性を構成する要素の一つだ。
2026年6月の公開写真では腕のタトゥーが確認できる。少なくとも、この時点でタトゥーをすべて除去したという状況ではない。
ファンの反応はどう変化した?ファンの反応を過去の報道からたどると、時期によって注目点が異なっている。
2023年:デザインへの好奇心
首の後ろのタトゥーが公開された際には、月なのかロゴなのか、どのような意味があるのかといった疑問が目立った。
2024年:ビジュアルとしての魅力
CDL TOKYOの入浴ショットでは、首の後ろのタトゥーが見える後ろ姿に注目が集まり、色気や背中の美しさを称賛する反応が報じられた。
2025年:腕のタトゥーとファッション
黒を基調としたコーディネートの写真では、腕のタトゥーがファッションの一部として注目された。
2026年:身体づくりとステージへの期待
6月の近影では、腕のタトゥーだけでなく鍛えられた上腕にも注目が集まった。ツアーを控えた姿への称賛も紹介されている。
このように、タトゥーに対する関心は、単純なデザインの好みから、本人の考え方やアーティストとしての表現へと広がっている。
なお、これらは各報道で取り上げられた反応であり、ファン全体の意見を統計的に集計したものではない。
【プロの結論】登坂広臣のタトゥーが伝える本当の意味
登坂広臣のタトゥーを理解するうえで、最も大切なのは図柄の形だけに注目しないことだ。
本人は『LAST SCENE』の刊行記念取材会で、30歳頃に初めてタトゥーを入れたこと、そして祖父母との別れがきっかけだったことを明かした。
さらにファンミーティングの参加者レポートからは、腕に刻まれた言葉が自分自身や他者を大切にするメッセージとして説明されていたことも分かる。
この2つの情報を合わせると、ØMIのタトゥーには大きく分けて2つの方向性がある。
- 過去への思い: 祖父母との別れや、大切な人との記憶を自分の体に残すこと。
- 現在と未来への思い: 自分自身や周囲の人々を大切にし、前向きに生きること。
特に興味深いのは、本人が当初タトゥーについて説明する必要はないと考えていた点だ。
アーティストは、音楽やライブ、ファッションを通じて自分を表現する一方、プライベートな部分をすべて公開する義務はない。
ØMIの場合、長く語らなかったタトゥーの背景を、ファンからの質問をきっかけにフォトエッセイで伝えた。
そこには、自分の表現を守りながらも、応援してくれる人たちには自分の過去や考えを知ってほしいという姿勢が感じられる。
【登坂広臣のタトゥーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:登坂広臣のタトゥーは本物ですか?
A1:本物です。ØMI本人が2023年10月の『LAST SCENE』刊行記念取材会で、30歳頃に初めてタトゥーを入れたと説明しています。ただし、昔の映像に写っていたタトゥー風の図柄には、シールやペイントと推測されるものもあります。
Q2:登坂広臣はいつからタトゥーを入れていますか?
A2:本人の説明では30歳頃です。1987年生まれであることから、時期としては2017年頃に当たります。正確な施術日までは公表されていません。
Q3:タトゥーを入れた理由は祖父母ですか?
A3:はい。本人は祖父母の死をきっかけにタトゥーを入れ始めたと明かしています。大切な人との別れを体に刻んだという思いが背景にあります。
Q4:首の後ろのタトゥーにはどんな意味がありますか?
A4:2023年以降の公開写真で確認されていますが、図柄の具体的な意味について本人が明確に公表した情報は確認できません。月やブランドロゴという説はファンの推測です。
Q5:腕のタトゥーには何と書かれていますか?
A5:ファンミーティングの参加者レポートによると、右腕には自分自身を愛するという意味の「Love myself」、左腕には相手にも自分自身を愛してほしいという意味の「Love yourself」に関するメッセージがあると説明されています。
Q6:2026年現在もタトゥーは残っていますか?
A6:2026年6月の公開近影では、腕のタトゥーが確認されています。現在も本人のビジュアルを特徴づける要素の一つになっています。
登坂広臣(ØMI)のタトゥーは、単なるファッションではない。
『LAST SCENE』で本人が明かしたのは、30歳頃に初めてタトゥーを入れ、そのきっかけが祖父母との別れだったという事実だ。
首の後ろや両腕のデザインは公開写真でも確認でき、腕のメッセージについては自分自身や他者を大切にする思いが紹介されている。
2026年6月の近影でも腕のタトゥーは確認されており、シール説だけでは説明できない本人の表現として定着している。
改めて整理すると、押さえておきたい要点は次の4つだ。
- タトゥーは本人が認めている本物。
- 初めて入れたのは30歳頃で、祖父母との別れがきっかけ。
- 腕には自分自身や他者へのメッセージが込められていると紹介されている。
- 首の後ろのデザインなど、個別の意味がすべて公表されているわけではない。
登坂広臣のタトゥーを知ることは、アーティストとしての華やかな姿だけでなく、一人の人間として大切にしている記憶や価値観を知ることにもつながる。
これからの三代目 J SOUL BROTHERSの活動やØMIのソロ活動においても、その表現の変化に注目したい。