2026年のお年玉はいくら渡すのが適切なのでしょうか。未就学児には1,000円以下、小学校低学年には2,001〜3,000円、小学校高学年と中学生には4,001〜5,000円、高校生や大学生には9,001〜1万円が、インテージの「2026年お年玉調査」で最も多かった金額帯です。
2025年11月に全国の男女5,000人を対象に実施された同調査では、お年玉を渡す予定の人の予算総額は平均24,039円。物価高の影響を感じる人が40.2%に達する一方、子どもの喜ぶ姿を理由に継続したいと考える人も多くいます。甥・姪や孫にいくら包むべきか、大学生まで渡すべきかなど、親族間で判断に迷う場面も少なくありません。
この記事では、2026年の最新調査をもとに、年齢・学年別の最多金額帯、続柄ごとの考え方、渡す人数と総額、終了するタイミング、ぽち袋のマナーまで詳しく整理します。
【2026年最新】インテージのお年玉調査で判明した金額と最新事情
2026年のお年玉相場を考えるうえで、基準になるのが株式会社インテージの「2026年お年玉調査」です。
同社は2025年11月19日から25日にかけて、日本全国の15〜79歳の男女5,000人を対象にインターネット調査を実施しました。性別・年代・地域については国勢調査に基づく母集団構成に合わせて回答を回収しています。
2025年12月22日に公表された調査結果からは、金額だけでなく、お年玉を取り巻く家計事情や渡し方の変化も見えてきました。
お年玉を渡す予定の人は45.7%、予算総額は24,039円インテージによると、2026年のお正月にお年玉を渡す予定がある18歳以上の人は45.7%でした。前年の46.6%から0.9ポイント減少しています。
さらに注目したいのが、渡す側の予算総額です。
- 2024年:25,099円
- 2025年:24,775円
- 2026年:24,039円
2年連続で減少し、2024年と比較すると1,060円の減額となりました。
物価高や円安がお年玉に影響すると回答した人は40.2%。前年から2.4ポイント増加しており、年末年始の出費を抑えたいという家計の事情が、お年玉にも表れています。
一方、気持ちの面では前向きな回答も目立ちました。「子どもが喜んでくれるので続けていきたい」が56.5%で最多。「日本の文化として続けていきたい」という人も約2割いました。
ただし、負担を感じる人もいます。「年齢につれて金額が上がり厳しい」が18.0%、「あげる金額に悩む」が17.2%でした。
つまり、2026年のお年玉事情は、子どもを喜ばせたいという気持ちと、家計に合わせて予算を調整したいという現実の両方が表れた結果になっています。
キャッシュレス希望は38.5%、渡す側は現金派が多数もう一つの変化が、お年玉の受け渡し方法です。
インテージの調査では、20歳以下でスマートフォンのキャッシュレス決済によるお年玉を希望する人が38.5%に達しました。前年の30.5%から8ポイント増え、2023年1月分から調査を始めて以来の最高値です。
ところが、渡す側は9割以上が現金の手渡しを予定しています。
現金の方がありがたみを伝えやすく、子どもの反応や喜ぶ表情を直接見られることが理由として挙げられています。
受け取る側はスマートフォンでの管理に関心を持ち、渡す側は従来の現金文化を大切にする。この意識の違いは、2026年のお年玉を象徴する特徴の一つです。
【年齢・学年別早見表】未就学児から大学生までの最多金額帯
お年玉の金額を決める際に最も参考になるのが、渡す相手の学年です。インテージの調査では、年齢が上がるにつれて金額帯も段階的に上昇する傾向が確認されました。
以下は、2026年のお年玉調査で各学齢において最も多く選ばれた金額帯と、その回答割合を整理したものです。
| 渡す相手・続柄の例 | 最多金額帯 | 回答割合 | 金額を決める際のポイント |
|---|---|---|---|
| 小学生未満(孫・甥・姪など) | 1〜1,000円 | 43.7% | 少額でも十分。年齢に合わせて調整 |
| 小学校低学年(1〜3年生) | 2,001〜3,000円 | 31.6% | 3,000円以内を基本に検討 |
| 小学校高学年(4〜6年生) | 4,001〜5,000円 | 39.5% | 5,000円前後が中心 |
| 中学生 | 4,001〜5,000円 | 51.6% | 5,000円が有力な目安 |
| 高校生 | 9,001〜10,000円 | 51.3% | 1万円前後が中心 |
| 大学生・専門学校生・短大生 | 9,001〜10,000円 | 66.8% | 1万円前後が最多 |
※回答割合は各学齢の1人あたりの金額について、最多となった金額帯を選んだ人の割合です。平均金額や受け取った総額ではありません。続柄別の金額を示すものではなく、孫・甥・姪についても学齢を基準に考えるための参考値です。
未就学児のお年玉はいくら?500円〜1,000円が考えやすい未就学児、つまり小学校に入学する前の子どもでは、1〜1,000円が最多で43.7%でした。
この年齢では、まだお金の価値や使い方を十分に理解していない子どももいます。そのため、高額を渡す必要はありません。
具体的には、500円や1,000円など、親が管理しやすい金額が選択肢になります。乳幼児の場合は、硬貨を誤飲しないよう、保護者に直接渡すなどの配慮も必要です。
年齢が小さいうちは、金額そのものよりも、お正月に親戚から贈り物をもらうという経験を大切にする考え方が適しています。
小学生のお年玉相場は?低学年と高学年で差がある小学生のお年玉は、低学年と高学年で金額帯が変わります。
小学1〜3年生では2,001〜3,000円が31.6%で最多。小学4〜6年生では4,001〜5,000円が39.5%で最多となりました。
小学校低学年なら2,000〜3,000円、高学年なら4,000〜5,000円を一つの基準にすると、学年に応じた金額を設定しやすくなります。
特に小学4年生以降は、ゲームや趣味、友人との買い物など、お金を使う場面も増えてきます。年齢に応じて少しずつ金額を引き上げる方法は、子どもにも説明しやすいでしょう。
なお、5,000円を渡さなければ少ないという意味ではありません。家庭の方針によって3,000円に統一しても問題ありません。
中学生のお年玉相場は5,000円前後中学生では4,001〜5,000円が最多で、回答割合は51.6%。半数を超える人がこの金額帯を選んでいます。
小学校高学年と同じ金額帯ですが、中学生になると部活動や友人との外出、趣味などに使う機会が増えるため、5,000円前後は現実的な目安です。
ただし、親戚から複数のお年玉を受け取る子どももいます。1人から5,000円をもらうことと、複数の親戚から受け取った合計額は区別して考える必要があります。
高校生のお年玉相場は1万円が最多高校生になると、金額帯が大きく上昇します。
インテージの調査では9,001〜1万円が51.3%で最多。高校生の半数以上が1万円前後を受け取る想定で、お年玉の金額が一段階上がることが分かります。
アルバイトを始める子どももいる年齢ですが、大学進学や将来の準備などで出費が増える時期でもあります。
親族内で1万円に統一する方法もありますが、5,000円を継続する家庭があっても不自然ではありません。大切なのは、周囲の金額に無理に合わせないことです。
大学生のお年玉相場は?専門学校生・短大生も同じ水準大学生・専門学校生・短大生では、9,001〜1万円が66.8%で最多となりました。およそ3人に2人が1万円前後を選んでいます。
高校生と同じ金額帯ですが、大学生になると一人暮らしや通学費、教材費などの負担が増えるケースもあります。
一方で、アルバイトなどによって自分で収入を得ている人もいます。大学生だから必ず1万円という決まりはありません。
学生の間は渡す、20歳を迎えたら終了する、就職するまで続けるなど、親族間で決めた基準を優先するのが現実的です。
【甥・姪・孫別】お年玉はいくら包む?続柄による金額の決め方
お年玉の金額で特に悩みやすいのが、甥や姪、孫へのお年玉です。自分の子どもとは違い、親族間の金額のバランスも考えなければなりません。
インテージの2026年調査は学齢別の金額を公表していますが、甥・姪と孫を分けた最多金額の統計ではありません。そのため、まず年齢別の相場を基本にし、続柄や家庭の方針に合わせて調整する方法が適しています。
甥・姪へのお年玉は自分の子どもと同年代なら同額が基本甥や姪にお年玉を渡す場合、年齢や学年を基準に金額を決めると分かりやすくなります。
例えば、甥が小学2年生、姪が小学5年生なら、それぞれ小学校低学年と高学年の金額帯を参考にできます。
目安としては次のような設定が考えられます。
- 未就学児:500〜1,000円程度
- 小学校低学年:2,000〜3,000円程度
- 小学校高学年:4,000〜5,000円程度
- 中学生:5,000円程度
- 高校生:5,000〜10,000円程度
特に注意したいのは、自分の子どもも相手の子どもも同じ親族内でお年玉を交換するケースです。
こちらが甥や姪に高額を渡した結果、自分の子どもが受け取る金額との間に大きな差が生じると、親同士が気を遣う原因になります。
兄弟姉妹間で「小学生は3,000円、中学生は5,000円」というように、事前に金額を決めておくと安心です。
孫へのお年玉は高めになりやすい?祖父母の予算事情孫へのお年玉は、甥や姪に渡す場合よりも高額になりやすい傾向があります。
2025年12月に株式会社マルアイが公表した「2026年お年玉に関する実態調査」では、1万円台〜4万円以上を渡す相手として「孫(ひ孫)」が29.9%で最多でした。
同じ金額帯では「自分の子ども」が24.9%、「親(配偶者も含む)」が24.7%となっています。
ただし、これは続柄別に高い金額帯を渡す人の割合を示したもので、孫1人あたりの平均金額が4万円という意味ではありません。
祖父母が孫に渡す金額は、各家庭の経済状況や孫の人数によっても変わります。孫が複数いる場合には、同じ年齢・学年の孫には同額を渡すなど、バランスを意識するとよいでしょう。
また、祖父母が高額なお年玉を渡すと、親が子どもの金銭管理に困る場合もあります。特に小さな子どもへの高額なお年玉は、保護者に相談しておくと安心です。
続柄よりも親族内のルールを優先するお年玉の金額は、祖父母だから高く、叔父や叔母だから安くしなければならないという全国共通の規則があるわけではありません。
むしろ、親族内で金額の基準を共有しているかどうかが、毎年のやり取りをスムーズにするポイントです。
例えば、次の3つを決めておくと迷いにくくなります。
- 年齢・学年別の基本金額を決める。
- 同じ年齢の子どもには原則として同額を渡す。
- 大学生や社会人へのお年玉をいつ終了するか決める。
毎年金額を個別に考えるより、親族間で共通ルールを設けた方が、渡す側も受け取る側も気持ちよく新年を迎えられます。
【お年玉の総額と渡す人数】2026年の平均予算はいくら?
お年玉は1人あたりの金額だけでなく、渡す人数によって総額が大きく変わります。
インテージの2026年調査では、渡す側の平均予算総額は24,039円でした。一方、マルアイの調査では、2026年のお正月にお年玉を渡す予定の人が渡す人数は平均3人となっています。
この2つは調査対象や質問方法が異なるため、単純に割り算して1人あたりの平均金額を求めることはできません。ただし、複数人に渡す家庭が多く、合計予算の管理が必要になることは読み取れます。
お年玉を渡す予定の人数は平均3人マルアイの調査では、2026年のお正月にお年玉を渡す予定の604人に人数を尋ねたところ、平均3人という結果になりました。
渡す相手は次の順番です。
- 親戚の子ども:58.6%
- 自分の子ども:38.6%
- 孫・ひ孫:29.3%
親戚の子どもへのお年玉が最も多く、実家や義実家への帰省など、親族との付き合いが人数に影響していることがうかがえます。
なお、これらは複数の相手に渡す人もいる調査であり、割合を合計して100%になるものではありません。
お年玉の総額を計算する方法必要な予算は、相手ごとの金額を合計すれば簡単に計算できます。
例えば、次のような親族構成の場合です。
- 未就学児1人:1,000円
- 小学生低学年1人:3,000円
- 小学生高学年1人:5,000円
- 中学生1人:5,000円
- 高校生1人:10,000円
この場合、必要な総額は24,000円です。
インテージの平均予算24,039円とほぼ同じ金額になります。ただし、これは5人に渡す家庭を想定した計算例であり、調査の平均人数や平均金額を示すものではありません。
人数が増える家庭では、まず総額を決め、その範囲内で学年ごとの金額を調整する方法が有効です。
子どもが実際にもらう総額は渡す側の予算とは違うここで混同しやすいのが、渡す側の予算総額と、子どもが受け取るお年玉の総額です。
学研教育総合研究所が公表した「小学生・中学生・高校生白書2025」では、2025年のお正月に受け取ったお年玉の総額は次のようになっています。
- 小学生:平均23,158円
- 中学生:平均29,533円
- 高校生:平均27,724円
これらは複数の人から受け取った金額を合計した数字です。
一方、インテージの24,039円は渡す側が用意する予算総額です。調査対象も質問内容も異なるため、両者を同じ意味の平均額として扱わないことが大切です。
お年玉の相場を考えるときは、1人からいくらもらうか、複数の人から合計いくらもらうかを分けて考えると、金額の感覚をつかみやすくなります。
【いつまであげる?】高校卒業・大学卒業・成人のどこで終了する?
子どもが成長すると、金額だけでなく「いつまでお年玉を渡すのか」という問題も出てきます。
お年玉を渡す年齢に全国共通の法律上の決まりはありません。高校卒業、成人、大学卒業、就職など、家庭や親族の考え方によって異なります。
高校卒業までとする人が最多マルアイの2026年お年玉に関する実態調査では、お年玉を渡すのは「高校卒業まで」と考える人が34.6%で最多でした。
次いで「短大・大学・専門学校生まで」が18.2%、「社会人になるまで」が15.9%となっています。
東京電力エナジーパートナーが運営する「くらひろ」の2025年10月の500人調査でも、「高校生まで」と答えた人が54.8%で最多。「大学生まで」は35.0%でした。
調査ごとに選択肢や質問対象が異なるため、割合を直接比較することはできませんが、高校卒業を一つの区切りとする考え方が広く見られます。
大学生まで渡す家庭も少なくない大学生は成人している場合も多いものの、学生生活を続けていることから、お年玉を渡す家庭もあります。
特に、大学進学で一人暮らしを始めた子どもや、学費・生活費の負担が大きい家庭では、祖父母や親戚からのお年玉が助けになる場合もあります。
一方、アルバイトなどで十分な収入を得ている場合や、すでに就職している場合は、終了するタイミングとして検討しやすいでしょう。
成人年齢だけで終了を判断しなくてもよい成人年齢が18歳になったからといって、お年玉も18歳で終了しなければならないわけではありません。
法律上の成人と、親族間のお年玉の慣習は別の問題です。
例えば、次のようなルールが考えられます。
- 高校卒業と同時に終了する。
- 大学・専門学校を卒業するまで続ける。
- 就職した年から終了する。
- 成人後は金額を減らし、最後のお年玉として渡す。
おすすめなのは、親族全体で終了する年齢を決めておくことです。ある親戚だけが大学卒業まで渡し、別の親戚は高校卒業で終了するという状況も、事前に話し合えば無用な気遣いを減らせます。
【ぽち袋の渡し方】お札の折り方・名前の書き方・現金マナー
お年玉は金額だけでなく、渡し方にも気を配りたいものです。
マルアイの2026年調査では、「現金をぽち袋に入れて手渡す」が77.8%で最多でした。インテージの調査でも、渡す側の9割以上が現金の手渡しを予定しています。
キャッシュレス化が進んでいても、お年玉ではぽち袋を使う伝統的な方法が根強く残っています。
ぽち袋の表と裏には誰の名前を書く?基本的には、袋の表面に受け取る子どもの名前、裏面に渡す側の名前を書きます。
例えば、表面には「〇〇ちゃんへ」、裏面には「おじいちゃんより」と記入すると、誰から誰へのお年玉なのかが分かりやすくなります。
複数の子どもに渡す場合は、それぞれに専用のぽち袋を用意しましょう。名前を記入しておけば、渡し間違いも防げます。
お札の折り方と入れる向き小さなぽち袋に紙幣を入れる場合は、一般的に三つ折りにします。
- 紙幣の肖像がある表面を上にする。
- 左側から内側に折る。
- 右側を重ねて三つ折りに整える。
- 肖像が内側にくる向きで袋に入れる。
お札は、できれば新札を用意すると新年のお祝いらしい印象になります。新札が用意できない場合でも、できるだけきれいな紙幣を選びましょう。
硬貨を入れる場合も、ぽち袋に収まる向きを確認し、袋の中でばらばらにならないように整えます。
渡すときは子どもの親にも配慮するお年玉を渡すときは、子ども本人だけでなく、保護者にも配慮することが大切です。
特に高額のお年玉を渡す場合は、親に一言伝えておくと安心です。子どもがまだ小さい場合は、保護者に預ける形でも問題ありません。
また、現金をそのまま手渡すより、ぽち袋に入れて渡す方が丁寧です。NPO法人日本サービスマナー協会も、新札を用意し、ぽち袋に入れて渡す方法を紹介しています。
渡す際は「今年も元気に過ごしてね」「勉強や部活を頑張ってね」など、短い言葉を添えると、お金だけではない新年の贈り物として気持ちが伝わります。
【プロの結論】2026年のお年玉で失敗しない金額の決め方
2026年の調査結果を整理すると、お年玉は学年が上がるにつれて金額帯も上がる傾向が明確です。ただし、最多金額帯は全員がその金額を渡しているという意味ではありません。
お年玉の金額を決める際に押さえておきたいのは、次の3つです。
1. 最多金額帯と平均金額を混同しないインテージの調査で公表された学齢別の金額は、1人あたりの最多金額帯です。
例えば、高校生の最多金額帯は9,001〜1万円ですが、これは高校生全員が1万円を受け取るという意味ではありません。
調査の最多金額帯を参考にしつつ、自分の家庭の予算に合う金額を決めることが大切です。
2. 先に総額を決めてから1人あたりの金額を調整するお年玉は、渡す相手が増えると想像以上の出費になります。
特に甥や姪が多い家庭では、1人あたりの金額を決める前に、全体でいくらまで使えるかを確認しましょう。
例えば、予算が2万円なら、未就学児1人、小学生2人、中学生1人、高校生1人という構成に合わせて金額を調整できます。
相場より少し低く設定したとしても、親族内で統一されていれば不自然ではありません。
3. 親族間で金額と終了時期を共有するお年玉のトラブルを防ぐうえで、最も効果的なのが事前の相談です。
兄弟姉妹や祖父母との間で、学年別の金額、大学生への対応、社会人になった後の扱いを決めておけば、毎年の判断に迷わなくなります。
特に、祖父母から孫へのお年玉は高額になりやすいため、親の考え方も確認しておきましょう。
お年玉は金額の大きさを競うものではありません。子どもの成長を祝い、新しい年を気持ちよく迎えてもらうための贈り物です。家計に負担をかけず、無理なく続けられる金額を選ぶことが、長く良好な親族関係を保つことにもつながります。
お年玉の相場に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のお年玉は小学生にいくら渡せばいい?
A1:インテージの2026年調査では、小学校低学年は2,001〜3,000円が31.6%で最多、小学校高学年は4,001〜5,000円が39.5%で最多でした。学年に合わせて2,000〜5,000円程度を目安にするとよいでしょう。
Q2:甥や姪と孫ではお年玉の金額を変えるべき?
A2:必ず変える必要はありません。基本的には年齢・学年を基準にし、親族内で金額をそろえる方法がおすすめです。祖父母から孫へは高めの金額を渡す家庭もありますが、保護者と相談して決めると安心です。
Q3:お年玉は大学生や社会人にも渡すべき?
A3:全国共通の決まりはありません。マルアイの2026年調査では高校卒業までが最多の34.6%でしたが、大学・専門学校生までとする人も18.2%いました。高校卒業、大学卒業、就職など、親族内で終了時期を決めておくとよいでしょう。
2026年のお年玉の相場は、未就学児が1,000円以下、小学校低学年が2,001〜3,000円、小学校高学年と中学生が4,001〜5,000円、高校生と大学生が9,001〜1万円という結果になりました。
インテージの調査では渡す側の平均予算総額が24,039円となり、物価高の影響も見られます。一方、マルアイの調査では渡す予定の人数は平均3人で、親戚の子どもや孫へのお年玉が中心でした。
甥・姪や孫への金額は、続柄だけで決めるのではなく、年齢や学年を基本に考えるとスムーズです。渡す人数が多い場合は総予算を先に決め、親族間で金額と終了時期を共有しておきましょう。
お年玉は、必ず相場どおりに渡さなければならないものではありません。大切なのは、家庭の事情に合った金額を無理なく用意し、子どもの成長を祝う気持ちを伝えることです。
主な参照資料