2025年12月から2026年1月に開催された第104回全国高校サッカー選手権大会は、水口にとって29年ぶりの全国舞台だった。
全国大会では、初戦から粘り強い試合を展開。2連勝を達成し、3回戦まで進出した。
全国大会の試合結果| 開催日 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
|---|---|---|---|
| 2025年12月29日 | 上田西(長野) | 1-0 | 勝利 |
| 2025年12月31日 | 広島皆実(広島) | 3-1 | 勝利 |
| 2026年1月2日 | 神村学園(鹿児島) | 0-4 | 敗退 |
29年ぶりの全国大会初戦で対戦したのは、長野県代表の上田西高校だった。
試合は水口が1-0で勝利。決勝点を決めたのは、途中出場したFW中井涼太だった。
日刊スポーツの報道によると、後半36分に中井がクロスを頭で合わせてゴール。全国大会復帰を勝利で飾った。
中井は当時2年生。限られた出場時間の中で結果を残したことは、チームにとって大きな意味を持つ一撃となった。
2回戦・広島皆実戦では3得点続く広島皆実戦では、さらに攻撃力を発揮して3-1で勝利した。
初戦の1-0に続く勝利によって、水口は全国大会で2連勝。29年ぶりの出場ながら、全国の強豪校を相手に堂々と戦えることを証明した。
3回戦・神村学園戦で知った全国トップレベルの基準3回戦で待ち受けていたのは、鹿児島県代表の神村学園だった。
神村学園は最終的に第104回大会の優勝校となる強豪。水口は0-4で敗れ、大会を終えた。
しかし、この敗戦は次のチームづくりに大きな意味を持った。
スポーツブルの大会総括記事では、夘田監督が大会を通じて届いた応援への感謝を述べるとともに、翌年も全国の舞台に戻り、前年以上の成績を目指す考えを明かしている。
また、後の県予選における高校サッカードットコムの取材では、選手が神村学園の切り替えの速さやプレーの基準を振り返っている。
単に全国大会で2勝したという結果だけでなく、優勝校との対戦から学んだことが、2026年度のチームづくりにつながっている点にも注目したい。
【2026年度の公式戦】滋賀県予選の結果と2年連続全国への挑戦

2026年度の水口高校サッカー部は、春のインターハイ予選から秋の選手権予選まで、県内の上位争いを続けている。
特に注目されるのが、第105回全国高校サッカー選手権大会の滋賀県予選だ。
2026年度インターハイ滋賀県予選夏の全国大会を目指した滋賀県予選では、次の結果を残した。
- 3回戦:水口 5-1 米原
- 準々決勝:水口 2-0 彦根総合
- 準決勝:水口 0-3 近江
準決勝で敗退したものの、ベスト4まで進出。
近江との対戦は、水口にとって全国レベルを目指すうえでの課題を確認する試合にもなった。
第105回全国高校サッカー選手権滋賀県予選の勝ち上がり2026年秋の選手権予選では、水口は3回戦から登場した。
| 日程 | 対戦相手 | スコア | 結果 |
|---|---|---|---|
| 10月24日 | 甲西 | 5-0 | 勝利 |
| 10月29日 | 守山北 | 3-1 | 勝利 |
| 11月1日 | 立命館守山 | 1-0 | 勝利 |
| 11月7日予定 | 近江 | 決勝 | 未開催 |
3試合の合計は9得点1失点。攻撃面だけでなく、失点を抑えた守備面でも安定した結果を残している。
準決勝の立命館守山戦は1-0の接戦だった。NEWDIHの試合プレビューによれば、前半20分に中井涼太が得点し、その1点を守り切って決勝進出を決めた。
決勝の相手は近江高校2026年度滋賀県大会決勝の対戦相手
夏のインターハイ滋賀県予選優勝校。
決勝の概要は次のとおり。
- 大会:第105回全国高校サッカー選手権大会・滋賀県大会
- 対戦:近江高校 vs 水口高校
- 日時:2026年11月7日(土)11時15分
- 会場:平和堂HATOスタジアム
近江は11月1日の準決勝で草津東を2-1で下して決勝に進出した。
一方、水口は同日に立命館守山を1-0で破っている。
両校は6月のインターハイ滋賀県予選準決勝でも対戦しており、そのときは近江が3-0で勝利した。
つまり、今回の決勝は水口にとって夏の敗戦を踏まえた再挑戦でもある。
2年連続全国出場に向けた評価ポイント決勝を分析するうえで注目したいのは、次の3点だ。
1. 守備の安定性
予選3試合で失点は1。接戦となった立命館守山戦を無失点で終えたことは、チームの守備力を示している。
2. 中井涼太ら攻撃陣の得点力
守山北戦では中井が2得点を記録。立命館守山戦でも得点を挙げており、勝負どころで結果を出している。
3. 近江へのリベンジ
夏の対戦では0-3で敗れた相手に、秋の決勝でどこまで対応できるか。守備の組織力と攻撃への切り替えが大きなポイントになる。
なお、2026年11月6日時点では決勝はまだ開催前であり、水口の2年連続全国出場は確定していない。
【公式情報】水口高校サッカー部のInstagramと最新情報の確認方法
水口高校サッカー部の活動を継続して追うなら、公式Instagramも重要な情報源となる。
水口高校サッカー部【公式】
@minakuchi_fc
活動報告・チーム情報・大会関連の発信
公式アカウントは、主にチームの活動報告を発信している。プロフィールには創部1920年という情報も掲載されている。
大会の登録メンバーや試合結果については、情報源ごとに確認できる内容が異なる。
| 情報源 | 主に確認できる内容 |
|---|---|
| JFA | 全国大会の登録選手、背番号、試合記録 |
| 滋賀県サッカー協会 | U-18リーグの順位、チーム情報 |
| 滋賀県高体連サッカー専門部 | 県内公式大会の結果・大会情報 |
| 水口高校公式サイト | 学校・部活動の紹介、活動方針 |
| 公式Instagram | 日常の活動報告やチームの発信 |
特に選手の学年や背番号は大会ごとに変わる。2025年度の選手権登録メンバーを2026年度の現役メンバーとして扱わないことが大切だ。
【よくある質問】水口高校サッカーに関するFAQ
Q1:水口高校サッカー部は全国大会に何回出場していますか?
A1:2025年度の第104回全国高校サッカー選手権大会が29年ぶり16回目の出場でした。それ以前の最後の出場は1996年度です。
Q2:水口高校サッカー部の監督は誰ですか?
A2:夘田雄基監督です。第104回大会ではオレンジのユニホームと地域の人々の思いを背負って戦うと抱負を述べました。
Q3:第104回大会の主将は誰でしたか?
A3:MF梅田旬です。背番号7で登録され、全国大会3試合すべてに出場しました。
Q4:水口高校サッカー部の創部は何年ですか?
A4:公式Instagramのプロフィールでは1920年とされています。なお、学校の前身である水口農林学校の創立は1908年です。
Q5:2025~2026年の全国大会登録メンバーは何人ですか?
A5:JFAの第104回大会登録情報では30人です。GK3人、DF10人、MF11人、FW6人で構成されています。
Q6:2026年度も全国大会に出場しますか?
A6:2026年11月6日時点では未確定です。11月7日の第105回滋賀県大会決勝で近江高校と対戦する予定です。勝利すれば2年連続の全国出場が決まります。
水口高校サッカー部の2025~2026年の歩みは、29年ぶりの全国大会出場だけでは語り切れない。
2025年度には、夘田雄基監督と主将・梅田旬を中心に滋賀県予選を突破。第104回全国高校サッカー選手権大会では上田西、広島皆実を破り、全国ベスト16に進出した。
その経験を受け継いだ2026年度のチームも、U-18滋賀県1部で3位、インターハイ県予選ベスト4という成績を残し、第105回選手権滋賀県大会でも決勝まで勝ち進んでいる。
特に注目すべきは、全国大会の経験を次の世代へ引き継いでいる点だ。梅田旬から丸野蓮磨へと主将が移り、チームとしての新しい挑戦が始まっている。
【プロの結論】
水口高校サッカー部を評価する際には、次の3つの視点が重要になる。
1. 歴史的な価値: 1920年の創部を掲げる伝統と、29年ぶり16回目の全国出場という実績。
2. 競技力の継続性: 全国ベスト16だけでなく、翌年度の県リーグ3位や選手権県大会決勝進出という結果。
3. 育成とチームづくり: 全国大会経験者が新チームの中心となり、経験を次の世代へつないでいること。
全国出場を一度果たすことと、その後も全国を目指せるチームをつくることは別の課題だ。水口にとって2026年度の選手権決勝は、その継続性を証明する重要な一戦となる。
滋賀県の古豪が、29年ぶりの復帰を新しい伝統へと変えられるか。水口高校サッカー部の次の歴史に注目したい。