2026年11月現在、岡田准一さんはブラジリアン柔術の黒帯を持つ競技者です。単に格闘技を趣味として楽しむ俳優ではなく、国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)が主催する海外の大規模大会にも出場しています。
黒帯を取得したのは2024年12月7日。東京都内の道場「Carpe Diem広尾」で行われた帯授与式で、インストラクターの橋本知之さんから黒帯を授与されました。
黒帯は柔術の帯制度における上位の段階です。ただし、黒帯になったことが競技者としての完成を意味するわけではありません。黒帯カテゴリーには、長年の競技経験を持つ選手や、国際大会で実績を残した強豪が集まります。
2026年1月のヨーロピアンで岡田さんが対戦したのも、まさにそうしたトップレベルの選手でした。
スポーツ紙の報道によると、岡田さんは2023年のワールドマスターに茶帯で出場し、初戦を突破。その後、準々決勝で敗れています。翌年には黒帯へ昇格し、2026年には黒帯カテゴリーで欧州の国際大会に挑戦しました。
つまり、2026年の岡田さんは、黒帯取得後の実戦経験を国際舞台で積み重ねている段階にあります。
黒帯取得後も挑戦を続ける意味岡田さんが黒帯を取得した際にXへ投稿した言葉には、競技に対する姿勢が表れています。
今日から黒帯、修羅の道。
周りのおかげで楽しめて、頑張れる。
全てに感謝を!
加えて、ブラジリアン柔術の美しさを体現できるよう、これからも精進するという決意を示しました。
黒帯を獲得したことをゴールではなく、新しいスタートとして捉えている点が印象的です。実際、黒帯取得から約1年後には、世界大会の実績を持つ選手との対戦に臨んでいます。
【試合を徹底分析】IBJJFヨーロピアン2026の初戦敗退はなぜ起きた?

2026年1月18日、岡田准一さんはポルトガルの首都リスボンで開催されたIBJJFヨーロピアン2026に出場しました。
出場カテゴリーは、マスター4・黒帯・ライトフェザー級(64kg以下)です。
対戦相手はブラジルのマウロ・エアーズ選手。柔術の名門グレイシー系統につながる選手で、2025年のワールドマスター同カテゴリーで準優勝した実績を持っています。
加えて、格闘技専門メディアのeFightは、相手が黒帯五段の実力者だったと報道しています。岡田さんにとって、黒帯昇格後の国際大会でいきなり世界トップクラスと対戦する厳しい組み合わせでした。
0-0、アドバンテージ1-1からペナルティー差で決着この試合で特に注目されたのが、最終的なスコアです。
IBJJFヨーロピアン2026・岡田准一の初戦
ポイント0-0
アドバンテージ1-1
勝敗を分けた要素
ペナルティー差
結果
2026年1月18日・マスター4黒帯ライトフェザー級
出典:日刊スポーツ、eFightの試合報道
柔術の試合では、相手を制圧したり、スイープやパスガードなどの有効な攻防を成立させたりするとポイントが与えられます。
一方、ポイントに至らないものの、有効な攻撃や技の展開が認められた場合にはアドバンテージが付くことがあります。
今回の試合では、両者ともポイントを獲得できず、アドバンテージも1つずつ。そこで勝敗を分けたのがペナルティーでした。
報道では岡田さん側にペナルティーが1つ記録されていたとされ、最終的に相手の勝利となりました。具体的にどの行為によってペナルティーが付いたのか、詳細な試合映像や判定資料に基づく説明は報道されていません。
重要なのは、岡田さんがポイント差や一本負けで敗れたわけではないことです。世界大会準優勝経験者を相手に、ポイントを一つも許さず、判定上のわずかな差で決着した試合でした。
黒帯五段の相手はどれほどの実力者だったのか対戦相手のマウロ・エアーズ選手は、ブラジリアン柔術の創始者カーロス・グレイシーの長男カーウソン・グレイシーの系譜につながる選手です。
日刊スポーツによると、カーウソンの弟子にあたるフランシスコ・アルバカーキの指導を受けて黒帯を取得し、2008年にはブラジル全国大会の黒帯部門で優勝。自身の団体も設立しています。
加えて、2025年のワールドマスターでは岡田さんと同じカテゴリーで銀メダルを獲得。2026年のヨーロピアンでも準優勝を記録しました。
つまり、岡田さんが初戦で敗れた相手は、単に黒帯を取得しているだけの選手ではありません。国内外の大会で実績を積み重ねてきた、競技経験豊富な強豪でした。
岡田准一本人は敗戦をどう受け止めた?試合後、岡田さんは自身のXで結果を報告しています。
ヨーロピアン初戦で敗退しました、、、
世界のレジェンド先生と戦えて光栄で嬉しかったです。
ワンミスも許さない黒帯の世界、ヒリヒリ楽しかったです。いい時間でした。
応援してくださった方々ありがとうございました!怪我なく終わりました!
敗戦を隠すことなく、相手への敬意と大会に出場できた喜びを伝えた内容でした。
さらに1月22日には、試合写真を公開し、「良い経験だった。仕事に活かします」と投稿しています。
勝敗だけに執着するのではなく、実戦で得た経験を俳優としての仕事にも結びつけようとする姿勢が読み取れます。
【岡田准一の柔術歴】2023年の茶帯から2026年の黒帯国際大会まで
岡田准一さんの柔術への取り組みを理解するには、黒帯取得だけでなく、その前後の大会経験を時系列で見る必要があります。
2023年にはすでに世界規模の大会に出場しており、茶帯の時点で国際舞台を経験していました。その後、2024年の黒帯昇格を経て、2026年にはさらに上位の競技環境へ進んでいます。
岡田准一の競技歴・関係者一覧この年表から分かるのは、岡田さんが黒帯取得以前から国際大会に参加していたことです。
特に2023年のワールドマスターでは、茶帯マスター3のライトフェザー級で初戦を突破しています。黒帯になるまでの競技経験も決して短いものではありません。
岡田准一の師匠・橋本知之とは?ブラジリアン柔術の指導者・黒帯選手
岡田さんの黒帯授与者。国際大会で実績を持つ柔術家として知られ、岡田さんの競技生活を支える重要な存在です。
2024年12月の帯授与式では、橋本知之さんが岡田さんの腰に黒帯を巻きました。
黒帯は単に長く練習すれば自動的に取得できるものではありません。技術や実戦経験、指導者による評価などを経て認められる段階です。
岡田さんの黒帯取得は、芸能人の格闘技趣味という枠を超え、長年の競技への取り組みが形になった出来事でした。
【なぜ続ける?】岡田准一がブラジリアン柔術に打ち込む3つの理由
岡田さんが柔術を続ける理由は、単に強くなることや試合で勝つことだけではありません。
2026年1月、IBJJFが公開した岡田さんと玉木宏さんのインタビュー動画では、競技への考え方が語られました。
1.俳優としてのアクション表現に生かせる岡田さんは、アクションの仕事と柔術の関係について、次のように説明しています。
ブラジリアン柔術をどう生かせるか考えながら練習しています。
岡田さんは俳優として、身体を使った表現やアクションに取り組む機会が多い人物です。
柔術で身につく身体操作、重心の移動、相手との距離感、体勢のコントロールなどは、アクション表現を考えるうえでも興味深い要素になります。
特に岡田さんは侍や武士を題材にした役柄にも取り組んできました。インタビューでは、日本古来の身体の使い方を研究していることにも触れています。
柔術を競技として楽しむ一方、俳優としての表現を深める研究の場にもしているのです。
2.年齢を重ねても技術を競える岡田さんがもう一つ強調していたのは、年齢を重ねても挑戦できる競技であることです。
年を重ねても出来る競技としてマスター4で出るんですけど、これだけ怪我も少なく、みんなでぶつかり合いながら技術を競う競技だと思います。
ブラジリアン柔術は、打撃を主体とする格闘技とは異なり、組み技や寝技を中心に勝敗を競います。
もちろん身体的な負担や怪我のリスクがないわけではありません。しかし、年齢カテゴリーが設けられており、同年代の競技者と技術を競えることは大きな特徴です。
岡田さんがマスター4に出場するのも、年齢に応じたカテゴリーで競技を続けるという考え方に沿っています。
現役の俳優として仕事を続けながら、長期的に取り組めるスポーツとして柔術を評価していることが分かります。
3.挑戦できる場所と仲間がいる柔術には、練習だけでなく国際大会という明確な目標があります。
試合に出れば、自分の技術がどこまで通用するのか、どのような課題が残っているのかを具体的に知ることができます。
岡田さんと玉木さんのインタビューでは、こうした挑戦の場があることの価値も話題になりました。
玉木さんは、大会を目標に練習することで技術が向上するという考えを示し、何年かに一度は大きな大会に挑戦したいと語っています。
岡田さんにとっても、柔術は一人で完結する趣味ではありません。師匠、道場の仲間、対戦相手との関係の中で、技術を学び続ける競技です。
2026年1月の試合後に相手を「世界のレジェンド先生」と表現したことからも、勝敗だけでなく、対戦を通して学ぶことを大切にしている様子が伝わります。
【玉木宏との関係】柔術仲間として世界大会3位を祝福した岡田准一
岡田准一さんの柔術を語るうえで欠かせない人物が、俳優の玉木宏さんです。
2人はブラジリアン柔術に取り組む仲間で、東京都内のARTA BJJ広尾に所属しています。2026年1月には同じIBJJFヨーロピアン2026に出場し、競技者としての姿が大きな注目を集めました。
俳優としてもNetflix作品『イクサガミ』で共演しており、仕事と柔術の両方で接点があります。
2026年1月:玉木宏はヨーロピアンで銅メダル2026年1月16日、玉木さんはヨーロピアン2026のマスター4紫帯フェザー級(70kg以下)に出場し、3位に入賞しました。
初戦では日本の廣田信寿選手と対戦。クローズドガードからのリストロックで一本勝ちを収め、表彰台に上がりました。
当時の玉木さんは紫帯。岡田さんの黒帯とは帯のカテゴリーが異なりますが、同じ国際大会でそれぞれの階級に挑戦したことが注目されました。
2026年9月:玉木宏が世界大会で3位入賞さらに2026年9月、玉木さんは米国ラスベガスで開催されたIBJJFワールドマスター柔術選手権2026に出場しました。
所属するARTA BJJ広尾の公式Xによると、玉木さんが参加したのはマスター4紫帯フェザー級、21人が出場したカテゴリーです。
試合経過は次のとおりです。
1回戦
シードのため試合なし。
2回戦
三角締めによる一本勝ち。
3回戦
2-2の同点からアドバンテージ1を守り、勝利。
準決勝
最終的に優勝した選手に0-7からチョークで一本負け。
最終結果
21人が参加したカテゴリーで準決勝まで進出し、世界大会の表彰台に立ったことは大きな成果です。
岡田准一のX祝福コメントが話題に玉木さんの3位入賞を受けて、2026年9月6日、岡田さんは自身のXを更新しました。
悔しいと連絡きたけど、凄いよ。世界の猛者たち相手に。おめでとう!嬉しい
玉木さんから悔しさを伝える連絡があったことを明かしながら、世界大会での健闘を称賛しています。
さらに表彰台の写真に対しては、2位の選手も格好いいという趣旨のユーモアを交えたコメントを投稿。競技の厳しさだけでなく、柔術仲間同士の親しみやすい交流も伝わりました。
この投稿はスポーツ紙やテレビニュースでも取り上げられています。
9月8日には道着姿のツーショットも公開さらに9月8日、岡田さんは玉木さんとの道着姿のツーショットをXに投稿しました。
超人タマキはラスベガス帰りすぐに練習している、、、報告までに。
世界大会で銅メダルを獲得した玉木さんが、帰国後すぐに練習していたことを伝える内容です。
岡田さん自身も同じ道場で柔術に取り組む仲間として登場しており、2人の関係が単なる大会出場者同士ではないことがうかがえます。
2026年の柔術シーンでは、岡田さんの黒帯挑戦と玉木さんの世界大会での入賞が、互いに刺激を与え合う出来事になっています。
【プロの結論】岡田准一の柔術は初戦敗退でも高く評価できる理由
岡田准一さんの2026年の挑戦を評価するとき、最も大切なのは、初戦敗退という結果だけで実力を判断しないことです。
もちろん、国際大会で勝ち上がることは競技者にとって重要です。しかし、対戦相手の実績、カテゴリー、試合内容を合わせて考えると、今回の試合には別の評価軸があります。
1.黒帯五段との対戦でポイントを許さなかった対戦相手は前年のワールドマスター準優勝経験者であり、黒帯五段のブラジル人選手でした。
その相手に対して、ポイント0-0、アドバンテージ1-1という試合展開に持ち込んだことは、注目に値します。
ただし、これだけで岡田さんが相手と同等の競技実績を持つと評価することはできません。大会の順位や継続的な競技成績と、1試合の内容は分けて考える必要があります。
正確な評価は、世界大会で実績を持つ強豪に対して、判定上のわずかな差まで競り合った黒帯選手というものです。
2.芸能人の趣味ではなく競技者として大会に参加している岡田さんは2023年から国際大会に出場し、茶帯での実戦を経験。その後、2024年に黒帯を取得し、2026年には黒帯カテゴリーで欧州大会に出場しました。
こうした経歴は、単に格闘技経験があるというだけでは説明できません。年齢カテゴリーや帯別カテゴリーに参加し、実際の競技規則のもとで勝敗を争っているからです。
俳優としての知名度とは別に、競技者としてのキャリアを築いている点が特徴です。
3.敗戦を次の成長につなげる姿勢岡田さんは試合後、敗戦を報告しながらも、対戦相手への敬意と競技への感謝を示しました。
また、試合経験を仕事に生かすという発信もしています。
柔術は黒帯になれば終わる競技ではありません。相手の技術や自分の課題を知り、練習を重ね、次の試合に向けて改善を続ける競技です。
今回の初戦敗退は、岡田さんにとって黒帯としての国際競技経験を積む一つの節目になりました。
ネット上の誤解と実際の事実| よくある誤解 | 実際の情報 |
|---|---|
| 岡田准一は柔術を始めたばかり | 2023年には世界大会に茶帯で出場 |
| 黒帯になれば必ず勝てる | 黒帯カテゴリーにも世界大会の実績を持つ強豪がいる |
| 2026年の欧州大会はポイント負け | 0-0、アドバンテージ1-1、ペナルティー差で敗退 |
| 岡田准一が黒帯五段 | 五段は2026年1月の対戦相手の段位 |
| 玉木宏の世界大会3位は岡田と同じ階級 | 玉木は紫帯マスター4フェザー級、岡田は黒帯マスター4ライトフェザー級 |
特に注意したいのが、岡田さん本人の黒帯と、対戦相手の黒帯五段を混同しないことです。また、玉木さんの3位入賞も岡田さんとは別の帯・階級での実績です。
こうした違いを押さえると、2人の競技歴や2026年の成績を正確に理解できます。
【岡田准一の柔術】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:岡田准一は現在もブラジリアン柔術を続けていますか?
A1:2026年9月には、玉木宏さんとの道着姿のツーショットをXで公開しています。玉木さんの帰国後の練習についても投稿しており、柔術仲間との交流が続いていることが分かります。
Q2:岡田准一が柔術の黒帯を取得したのはいつですか?
A2:2024年12月7日です。Carpe Diem広尾の帯授与式で、橋本知之さんから黒帯を授与されました。
Q3:2026年のIBJJFヨーロピアンではなぜ負けたのですか?
A3:ポイント0-0、アドバンテージ1-1で、ペナルティー差によって敗退しました。対戦相手は黒帯五段のマウロ・エアーズ選手でした。
Q4:岡田准一の対戦相手は世界チャンピオンだったのですか?
A4:マウロ・エアーズ選手は2025年のワールドマスター同カテゴリーで準優勝した実績を持つ選手です。黒帯五段で、2026年のヨーロピアンでも準優勝しています。
Q5:玉木宏もブラジリアン柔術の黒帯ですか?
A5:2026年9月時点の報道では紫帯です。2026年1月のヨーロピアンと9月のワールドマスターで、いずれもマスター4紫帯フェザー級の3位に入賞しています。黒帯を目指していることも本人が語っています。
Q6:岡田准一が柔術を続ける理由は何ですか?
A6:本人は、俳優としてのアクションに柔術を生かすこと、年齢を重ねても技術を競えること、大会という挑戦の場があることなどを魅力として挙げています。
2026年11月現在、岡田准一さんはブラジリアン柔術の黒帯を持ち、俳優業と並行して競技に取り組んでいます。
2026年1月のIBJJFヨーロピアンでは、黒帯マスター4・ライトフェザー級に出場。世界大会準優勝経験を持つ黒帯五段のマウロ・エアーズ選手と対戦し、ポイント0-0、アドバンテージ1-1の末、ペナルティー差で初戦敗退となりました。
一方、柔術仲間の玉木宏さんは、1月のヨーロピアンに続き、9月のワールドマスターでも3位に入賞。岡田さんはXで祝福し、道場での交流も公開しています。
今回の一連の出来事から見えてくるのは、岡田さんにとって柔術が単なる芸能活動の延長ではないということです。アクション表現に生かせる身体操作を研究し、年齢を重ねても技術を磨き、世界の競技者と対戦することそのものに価値を見いだしています。
岡田准一の柔術を評価するなら、黒帯という肩書きだけでも、初戦敗退という結果だけでも不十分です。長年の競技歴、世界大会への挑戦、強豪との接戦、そして敗戦後も続く探求心まで含めて見る必要があります。
次にどの国際大会へ出場するのか、黒帯カテゴリーでどのような成績を残すのか。俳優としての活動とともに、岡田准一さんの柔術家としての次の挑戦にも注目が集まります。